エアコンを作動させるための応急措置をしてもらうと、エンストをくり返し、とてもまともに乗れなさそうなセリカになってしまった(´д`)
エアコンの作動を優先して、加速度センサーをカットするという対症療法(荒療治)を採ってもらい、エアコンは効くようになりました。が、2,3日走ってみると、突如謎のエンストを繰り返すという状況に陥ってしまいました。前回の記事はこちら。
このままでは遅かれ早かれ事故を誘発するので、元に戻してもらうことにした
状況をディーラさんに説明し、元に戻せるかどうかを聞いてみました。
「戻せるには戻せるようですが、当然エアコン効かなくなります…」との返事。とりあえず戻す事(カットしたセンサーをつなぐ?)はできるようです。
エアコンが効かない不快感vsエンジンが突然止まる恐怖、を天秤に掛けたらそりゃまあ、エアコンは後回しになりますね…。このセリカとの別離も視野に入れつつ、一旦元に戻してもらうことにしました。
「この件でわがままを言うのは最後にしますので、元に戻してください」
お願いしました。ディーラさんが出来る作業の範疇は超えているのは重々承知です。今回のエアコンの件でディーラさんに頼れるのはこれが最後でしょう。さじを投げられました(´д`)儲からない仕事ばっかり頼んでほんとごめんなさいm(__)m 代車を用意してもらう関係で、翌日夜にに引き取りに来てもらう事にしました。
謎のエンストの原因を探るべく、ダイアグをチェックしてみた
引き取りに来てくれるということでしたので、その日はセリカに乗れません。悔しいので、「そういえば謎のエンストで、エラーが記録されているかも」と思い立ち、ダイアグを見てみることにしました。
いつものワイヤーを適当にダイアグ端子に挿入し、チェックモードに切り替えます。キーをおもむろに回します。
記憶されていたコード
22,23,24,31,41,54 でした。エラーコード表と比較してみましょう。
セリカST205 エラーコード表
CODE | SYSTEM | DIAGNOSIS |
11 | ECU (+B) | Momentary interruption in power to ECU |
12 | RPM Signal | No NE or G signal to ECU within 2 seconds after engine has been cranked |
13 | Ignition Signal | No NE signal to ECU when engine speed is above 1,000 rpm |
14 | Ignition Signal | No IGF signal to ECU 8-11 times in succession |
21 | Oxygen Sensor/Heater circuit | Detection of oxygen sensor deterioration or open or short in oxygen sensor heater |
22 | Water Temp Signal | Open or short in water temp. sensor signal (THW) |
24 | Intake Air Temp. Sensor> | Open or short in intake air temp. sensor signal (THA) |
25 | Air-fuel Ratio Lean Malfunction | Oxygen sensor outputs a lean signal continuously for several seconds during air-fuel ratio correction. Open or short in oxygen sensor (OX) |
26 | Air-fuel Ratio Rich Malfunction | Oxygen sensor outputs a rich signal continuously for several seconds during air-fuel ratio correction |
31 | Air-Flow Meter Signal | Open cct in VC signal or short cct between VS and E2 when idle contacts are closed |
32 | Air-Flow Meter Signal | Open cct in E2 or short cct between VC and VS |
34 | Turbocharging Pressure Signal | Fuel cut-off due to high turbocharging pressure |
35 | Turbocharging Pressure Sensor Signal | Open or short in turbocharging sensor pressure signal (PIM) |
41 | Throttle Position Sensor Signal> | Open or short in throttle position sensor signal (VTA) |
42 | Vehicle Speed Sensor Signal | No SPD signal for 8 seconds when engine speed is between 2,500rpm and 6,000rpm and coolant temperature is below 80C (176F) except when racing the engine |
43 | Starter Signal | No STA signal to ECU until engine speed reaches 800rpm with vehicle not moving |
51 | Switch Signal | No IDL signal or A/C signal to ECU, with check terminals TE1 and E1 shorted |
52 | Knock Sensor Signal | Open or short in knock sensor signal (KNK) |
53 | Knock Sensor Control Signal in ECU | Knock control in ECU faulty |
54 | Intercooler (water/air) | Intercooler pump problem |
わーい、いろんなセンサーのエラーが記録されてたわー(棒)
水温・吸気温度・エアフロ・スロットルポジションセンサーのエラーが読み取れます。加速度センサーをカットする という説明だったのですが、DENSOさんで具体的にどういう(物理的な)措置をしてもらったかわからないのでなんとも言えませんが…。54あたりはこの前修理したウォーターポンプの絡みのエラーが残っていたのかも知れません。
…ちょっとまて23ってなんだ、リストにないんだけど。修理書には変なコードが記録されている場合はECU自体の故障を疑え、との記述ですが。
一旦、元に戻してもらってから考えることに。
これ以上、私のような素人がいじっても傷を拡げるだけなので一旦元に戻してもらってから今後の対応を考える事にしました。その日の夜、引き取りに来ていただきましたが「エアコン我慢できなかったら別のセリカ探します…」とボソッと言いましたw
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