ぼくは、ヒートガンをてにいれたぞ!
この、黄色い奴、ドライヤーではありません。400度ぐらいの熱風を全力で噴き出す「ヒートガン」と呼ばれるモノです。カッティングシートを曲面に貼る際の強力な助っ人になります。使い方を誤ると、すごくやけどします。というか、床とか絨毯とかが焦げたり溶けたりしますので、扱いには気をつけましょう。
さてさて、この白いパーツは、ボンネットのダクトフードです。
シートをきつい3次曲面に貼る場合は…
×伸ばしてフィット→○縮めてフィットさせる
カッティングシートは一般的に塩ビ製です。暖めると柔らかくなるので伸ばして曲面にフィットさせることが出来ます。ですが、伸ばして貼るとその部分が薄くなって色が透けます。さらに、エンジンの熱で縮んで剥がれてしまいます。写真は、2代目セリカの遺影です。
当時はヘアドライヤーで伸ばしていました。
Youtubeとかの教則動画とかを見てると、あたためて延ばして貼る方法も紹介されていますが「熱風を当てるといい具合に縮みます」という説明をしているものがありました。試してみると、確かに縮みます。
で、開眼したーーーーーーっ!!
練習がてら、余ってるシートで、ヒートガンをお供に縮めては伸ばし、縮めては伸ばし…試行錯誤の末、とりあえずラッピングされた感じになりました。
習作なので相当雑ですが、以前よりは均一な感じで仕上がった…と思いたい。ただ、このパーツに1枚で貼り付けるのは相当厳しく、妥協して上下2枚に分けて貼ってみました。そのうち修行を積んでやりなおします。(やり直さないでしょうどうせw)
ぜひプロの技を見てみたいものです。
全部が全部、ヒートガンで片付けられるわけではなく、熱風すぎて伸びすぎ、溶けすぎて困ることもあります。適材適所で、ドライヤーも織り交ぜながら切り貼りしていきたい所存です(`・ω・´)